七島信用組合の教育ローンはなぜ上限額が高いのか?

皆さんは教育ローンを利用されたことがありますか?

私は、とある地域金融機関の教育ローンと奨学金のおかげで、大学まで行くことができ、現在、返済中の身です。

しかし、一口に地域金融機関の教育ローンといっても、各地域金融機関において、上限額など様々な違いがあります。

今回、私が教育ローンの上限額について調べたところ、まず、一番有名な日本政策金融公庫の教育一般貸付 (国の教育ローン)は、上限が「350万円」でした。

そして、日本全国の地域金融機関を調べた結果、一番多い上限額は「500万円」で、規模の大きい地域金融機関で高いところでも「1000万円」でした。

そんな中、伊豆七島を中心に営業している地域金融機関である七島信用組合の教育ローンは上限額が「1200万円」でした。

七島信用組合の教育ローンはなぜ上限額が高いのでしょうか?

これは私の想像なのですが、私も島出身なのでわかりますが、島から本土の島へ進学するのは、他の地域から進学するのより住居面などで色々と費用がかかります。

その為に、他の金融機関より教育ローンの上限額が高いのだと思います。

いわば、七島信用組合の地域密着型金融(リレーションシップバンキング)の賜物なのです。

金太郎飴的に他の地域金融機関と同じサービスをするのではなく、島なら島の、豪雪地帯なら豪雪地帯の、それぞれの地域を支える住民に寄り添った商品、サービス開発は、大変素晴らしいことであり、その裏にある各地域金融機関の皆様のお心遣いが透けて見えるようです。

これからも、このような地域金融機関の地域に密着した商品が見つかればどんどん紹介していきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。